東大数学科卒のニートがトレーダーを目指すために経済学を独学で勉強

東大数学科をでたものの鬱によりニートになること余儀なくされ、社会から門を閉ざされた筆者が個人投資家として成り上がることを目指す勉強の記録

リーマンショック

リーマン・ショック 5年目の真実』を読む。

2008年9月15日のあの日、いったい何がおきていたのかが、様々な角度から検証されている。

当時、本当に金融界には激震が走っていて、一歩まちがえば金融機関の連鎖倒産がはじまり、大恐慌一歩寸前のところまでいっていたことがわかる。

 世界各国がありとあらゆる金融政策を導入して、なんとか世界経済の破たんを防いだ様子が、赤裸々に語られている。

こういう危機的状況では経済のあらゆる道具が使われるので、この本を読むと、経済の仕組みが見えてくるという側面もある。

そういう意味では、スリリングな経済入門書と言えると思う。